ご挨拶

弊社は長崎県平戸でブランド魚「平戸なつ香ブリ」「平戸なつ香鯛」を養殖・販売する坂野水産の煮干し・干物などの加工部門が独立して発足しました

IT技術やAI、電気自動車など、私たちの暮らしは大きく変化する社会にあって、「食べ物」は生命を維持するうえで欠かせないものです。しかし便利な暮らしと引き換えに、地球温暖化による生態系への影響、資源の乱獲、また遺伝子組み換えや添加物の問題など「食」に関する問題が大きくなっているのも事実です。

食べ物を製造するものとして、またいち消費者として大きなことはできませんが、お客様そして次代を担う子どもたちのためにも「安心」で「安全」な製品をご提供したい、そしてそのことで社会に貢献できる会社でありたいと思っています。

末弘丸株式会社

代表取締役　坂野 弘樹

末弘丸の歴史

坂野水産の加工品部門として分社・独立した末弘丸株式会社。もとの坂野水産は1960年（S35）、祖父の坂野武が創業しました。

石川県出身の祖父は日本軍に従事し、終戦後ソ連軍によってシベリアに抑留され、過酷な労働を強いられたひとりです。日ソ国交回復、なんとか日本に帰還した祖父は引き上げ仲間からいりこの仕事が儲かるという話を聞き、当時からいりこの生産が盛んだった平戸へ移り住み、いりこ製造の仕事を始めました。

いりこの生産が軌道に乗った1970年（S45）、養殖業も開始。これが現在の坂野水産の礎となります。その後は私の父がいりこ製造と養殖を引き継ぎ、平戸のブランド魚として成長した「平戸夏香ぶり」などの夏香シリーズを開発、私の兄と弟が坂野水産の社長と専務を務めています。

私は高校卒業後、ミュージシャンを目指していましたが本業が忙しくなったことで平戸へ呼び寄せられ、それからいりこ製造はもちろん養殖、干物加工まで自らの手で行ってきました。

近年、魚食の良さが見直されてきたことから坂野水産の加工部門を分社化し、いりこや干物の素晴らしさや平戸の海産物の美味しさをもっと広めていきたいと考えています。

会社概要

平戸産の原料にこだわり、無添加で仕込んだ安心安全な海産物加工品を全国の皆様にお届けしてます。
旬の脂がのった魚をプロが厳選仕入れし、平戸産の醤油や塩で味付け。ご飯のお供やお酒の肴に、また気に入ったらご進物にどうぞご利用ください。

グループ会社について

平戸で鮮魚養殖から加工品まで行う坂野水産株式会社の煮干し・干物部門が独立して生まれたのが末弘丸株式会社です。
坂野水産ではメディアでも度々取り上げられ全国的にも有名な「平戸なつ香ブリ」や「平戸なつ香鯛」などのブランド魚を生産しています。末弘丸でもこれらのブランド魚を加工していますので、味は折り紙付きです。